「第7回 一嘗三嘆 魚料理王選手権」の実施報告
「身近で美味しい新鮮な瀬戸内の魚介類の存在」に触れてもらうことと、新しい感性と豊かなアイデアの詰まった魚料理を発掘し、その成果を今後の魚食普及活動に活かしていくことを目的に、参加9チームで「第7回 一嘗三嘆 魚料理王選手権」を実施しました。
なお、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、松山市公設水産地方卸売市場での調理および実食審査は行わず、「コロナに負けるな!おうちで輝く瀬戸の鯛料理」をテーマに、コロナ禍により再注目された「家庭料理」に焦点を当てたレシピを募集し、魚料理のプロに書類(レシピ・完成写真)審査をしていただきました。
【参加条件】
・松山市内在学の高校生(1チーム3人)
※参加可能チーム数は各校最大3チームまで。
※選手権全体の参加募集チームは最大10チームとし、先着順。
【レシピ】
・1チームの料理は3品で、全て鯛を使用した料理とする。
・レシピは2人分で作成する。
・「家庭でも簡単にできる」「子どもが喜ぶ」ことに重点を置き考案する。
・鯛を除く材料代は1チーム2,000円程度。
(1チームにつき鯛1尾(700g~800g)を事務局が提供)
【審査員】
・学校法人愛媛学園 相談役 増田 昭(審査員長)
・我家茶間 やまもと 山本 文子
・まつやま郷土料理マイスター 大西 公子
【最優秀賞】
チーム名 | 読書家(県立松山西高校) (山下さん、角さん、岡山さん) |
料理のテーマ | 鯛まる君お子様ランチ‐中華風‐ |
コメント (アピールポイント) |
子どもが食べやすい料理を考えました。また、彩りや栄養、味や触感との兼ね合いも考慮しつつ、試行錯誤を繰り返しました。ポイントはホットケーキミックスを使い、鯛をスナック感覚で食べられるようにしたことです。生地に桜エビや青のりを加え、見た目や栄養面の工夫もしました。サラダには柑橘やイチゴを添えて季節感も出し、お子様ランチ風にワンプレートに盛り付けてみました。 |
料理名 |
・天津飯とろける鯛めし ・鯛の中華サラダ ・ふわふわ鯛まる君 |
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【優秀賞】
チーム名 | サワコチルドレン(県立松山西高校) (菊岡さん、石田さん、清家さん) |
料理のテーマ | おめで鯛!お誕生日会! |
コメント (アピールポイント) |
子どものお誕生日会を想定してメニューを考案しました。子どもが好きな食材・味であり、かつ栄養がとれるように工夫しました。「おめで"鯛"誕生日」というテーマに沿った、見た目にも楽しめるレシピだと思います。最近、魚離れが著しい子どもたちに喜んで食べてもらい、魚を好きになってもらいたいという私たちの願いがこもっています。 |
料理名 |
・おめで鯛めしドリア ・おめで鯛カレースープ ・おめで鯛ケーキサラダ |
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【敢闘賞】
チーム名 | タイしか勝たん(愛大附属高校) (西岡さん、片白さん、林さん) |
料理のテーマ | 子どもから大人、み~んなの心を鯛でつかみタイ!! |
コメント (アピールポイント) |
サンドイッチは衣にコーンフレークを使用しており、ザクザク食感が魅力です。また、子どもがワクワクするような色とりどりの断面もポイントです。サラダは県内産のフルーツで作ったソースを使用し、野菜嫌いの子どもも楽しめるように工夫しました。マスタード炒めは旬の菜の花を使うことで、みんなで春を感じることができます。調理法を変えることでいろいろな鯛が味わえるメニューにしました。 |
料理名 |
・ザクザク食感に期タイ!鯛フレークカツサンド ・耐えがタイおいしさ!県内産みかんとキウイのカルパッチョ風サラダ ・旬の野菜をタイ験!菜の花と鯛のマスタード炒め |
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【参加全チームのレシピの詳細はこちらから】
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